体操の女子日本代表が6日、東京・北区・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿を公開し、代表最年長で5月のNHK杯を10年ぶりに制した杉原愛子(TRyAS)が、10年ぶりとなるアジア選手権(12日開幕、韓国)へ意欲を見せた。

 初出場だった2015年のアジア選手権では個人、団体総合で金メダルを獲得。

前回は最年少で初出場だったが、今回は最年長での出場で、責任感と自覚を持って挑む。「今回も団体で金メダルを取りたいっていう思いは強いのでチームとして4人、同じ目標、高い目標を持って臨めたらいいなと思っています。あとはやっぱり久しぶりの日本代表として戦える。海外に行けばいろんな人に見られているということを自覚しながら、代表としてあこがれられるような人になれるよう行動とかも示しながら、演技ではすごい楽しみながらやりたいなと思う」と目標を掲げた。

 公開練習では、床運動、跳馬、平均台、段違い平行棒と4種目を通して演技を行い感触を確かめた。「試技形式ではいい緊張感を持ちながら、チームの雰囲気とか、順番とかも確認できて個人的には良かった。演技としては大きなミスがなかったことは良かったんですけど、細かな着地、最後平均台で動いたり、平行棒もそうですし、少しひやっとするところもあったので。残り数日でしっかり合わせて、現地に入って器具も変わってくるので、器具に合わせながらやっていきたい」と気を引き締めていた。

編集部おすすめ