関西Jr.の岡﨑彪太郎(21)が8~9月、全国5都市で上演される舞台「あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~」に出演する。太平洋戦争とコロナ禍という二つの時代で甲子園への夢を絶たれた若者たちが時を超えて出会い、甲子園出場を目指す青春物語。

「すごく分かりやすい内容で、どの世代が見ても楽しめるんじゃないかな」と、自信をにじませる。等身大の21歳の現在についても語った。

 ―12歳で事務所に入って、現在21歳。

 「あっという間に21歳になりました。変わったのは、学生の終わりが見えてきたことかな。大学も4回生になって、そういった面で、より将来のことを考えるようになったかなって思いますね」

 ―大学に行って良かったことは。

 「結構、専門的なことを学べるので、やりたいことに集中して勉強できるっていうのは良かったです。あとは学割が使えるっていうのも良かったですね。ラーメン屋さんとかでも学割があったりするので、学生証は一番取り出しやすいところに入れてます」

 ―4月1日をもってLilかんさいの活動を終了した。変化は。

 「何でしょう。本当に一人でやるお仕事が多くなったっていうか…。

それしかなくなったんで、ちょっと寂しい感じはやっぱりありますね。個人でブログをさせてもらったり、雑誌もソロでページ組んでもらったりとか。そういう一個一個、今まであった当たり前のものがすごくありがたいものだったのだなと再認識できた。そういうきっかけになったかなと思います」

 ―初回(2022年6月)の本紙インタビュー登場からは3年。

 「年齢が10代から20代になったことで、大人になったっていう認識がすごく強くなりました。あとは個人でお仕事させてもらう機会が、3年前に比べて圧倒的に増えたので、お仕事に対する責任感っていうのを一人で背負う状況に慣れてきたというか、立ち向かえるようになってきたっていうのは成長したかなって思います」

 ―今もレッスンで踊っている?

 「そうですね。週1ぐらいかな。最近、ボイストレーニングもやっています。ピアノも特技として言わせてもらっているので、ちゃんと生で弾き語りをやりたいです。関西Jr.が毎年恒例でやっている、あけおめコンサートとかにお邪魔させてもらえたら(笑)」

 ―やってみたい曲は。

 「二宮(和也)くんの『虹』は練習しているので、もちろんやってみたいですし、何か自分で作れたらいいなっていうふうにもずっと思ってるので、そっちも取り掛からないと。作詞が難しいですね。

曲ももちろん難しいんですけど、まず歌詞が出てこない。書いていたら、なんか恥ずかしくなっちゃうんですよ。でも、曲の方が時間はかかるんで、歌詞は思いつけばバッて書けるから、その一瞬のひらめきがあるかどうかっていう感じです」

 ―ブログに最近、鳥取でのタケノコ掘り体験について記した。

 「お父さんがタケノコ狩りしたいなって言い出して。結構レジャー的な感じやったんで、すぐ持って帰って皮むいて、湯がいて、タケノコご飯にしました。鳥取では、イノシシもろっ骨付近の肉を焼いて食べましたね。自然豊かなんですけど、携帯の電波がなくて(笑)。だからデジタルデトックスにならざるを得ない状況でした。色々すごいきれいなメダカも見ました。青とか赤とか金魚みたいなメダカでしたね」(続く)

 ◆岡﨑 彪太郎(おかざき・こたろう)2004年3月23日、大阪府生まれ。21歳。16年から関西Jr.として活動をスタート。

19年に関西Jr.内ユニット「Lilかんさい」のメンバーに選出され、25年4月1日をもってユニット自体の活動を終了した。現在はソロとして舞台などで活躍中。特技はピアノ、テニス。

◆舞台「あの夏、君と出会えて~幻の甲子園で見た景色~」

 ▽8月23~25、27~31日 東京・サンシャイン劇場

 ▽9月6~8、10、11、13、14日 大阪松竹座

 ▽同20日 金沢市文化ホール

 ▽同23日 広島国際会議場フェニックスホール

 ▽同26~28日 名古屋・御園座

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