十両・宮乃風(中村)が6日、東京・墨田区の中村部屋で稽古を行い、名古屋場所(7月13日初日・IGアリーナ)に向けて「もう攻めて攻めて懐に入って攻めるだけ」と意気込んだ。

 新十両として挑んだ夏場所は6勝9敗と負け越しに終わり「自分の相撲を取れていなかった。

緊張はあった。千秋楽は本当に自分ではない感じみたいだった」と振り返った。土俵際で焦ってします課題克服のために、この日は初めて仕切り線から下がり、俵付近から仕切って相撲を取る独自の稽古を実践した。

 名古屋場所に向けては「何も考えずに前に出て低い相撲ができれば、大丈夫かなと思う」と、前を向いた。

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