◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(6日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地・カージナルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、雨天のため予定より1時間17分遅れてプレーボールとなった直後の初回先頭の1打席目は、二ゴロに倒れた。

 カージナルスの先発は、ソニー・グレイ投手(35)。

通算117勝の実績があるベテラン右腕だ。今季は試合前の時点で12登板で6勝1敗、防御率3・65と好調。大谷は昨季までで4打数1安打の打率2割5分だが、唯一放った安打は、昨年8月18日に右中間に運んだ本塁打だ。

 大谷は2日(同3日)の本拠地・メッツ戦で右翼へ23号ソロ。その後3試合は本塁打が出なかったが、4、5日(同5、6日)の同カードは2試合連続で単打2本で2安打をマークした。カージナルスは23年WBC日本代表で活躍したラーズ・ヌートバー外野手(27)も「1番・左翼」でスタメン出場。仲もよかった2人の対決にも注目だ。

 この日の試合前には、ヌートバーとグラウンド上で再会。昨季までカージナルスに所属したエドマン(ドジャース)も交えて3人で楽しそうに談笑していた。その後はキャッチボールも行って調整。23年9月の右肘手術後3度目となるライブBP(実戦形式の練習)での登板は9日(同10日)の敵地・パドレス戦前になることも決まった。

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