★東京1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=グランセゾン

 初戦は中山の芝2000メートルで12着に惨敗したオルフェーヴル産駒。ダートに投入された前走は0秒5差の3着と大きく変わり身を見せた。

 その前走は芝のスタート部分で置かれたが、前が止まらない流れにもかかわらず外からスパート。上がり最速でしぶとく馬券圏内に食い込んだ。

 今回は「騎手が好調」と「能力指数が上位」の2点が激走馬の要因になっているが、2位につける仕上指数を筆頭に各指数は軒並み高い数値を算出している。

★阪神6R・3歳未勝利の激走馬=カウンティフェア

 ダートで黒星デビューだったサートゥルナーリア産駒は2戦目から2戦続けて芝で5、4着と掲示板入り。しかし前走は新潟で9着に敗れている。

 最も内容が良かったのは2走前で0秒5差の4着。好位2番手からの粘り込みを図ったが、ラストで伸びを欠いた内容から、同じ阪神の距離短縮で一押しが利きそう。

 激走馬にピックアップされた要因は「好枠引き期待大」と「上位騎手騎乗」。後者の小沢大仁騎手がバイタルジョッキーに選ばれた点も見逃せない。

★東京10R・八王子特別 (3歳上2勝クラス)の馬トク激走馬=フラーハ

 昨年11月に1勝クラスをクリアしたドレフォン産駒の4歳馬。昇級初戦こそ12着に敗れているが、使うごとに5着、2着と着順を上げてきている。

 その前走は最内枠からデビュー戦以来となるハナを奪う形に。

ゴール前で勝ち馬に捕らえられたものの、クラス突破の道が開けた内容だった。

 激走馬の要因としては「ペースメーク力が高い」と「上位騎手騎乗」の2点で、徐々に日本競馬のリズムに慣れてきたマイケル・ディー騎手の継続騎乗は心強い。

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