宝塚歌劇花組大劇場公演ミュージカル・ロマン「『悪魔城ドラキュラ』~月下の覚醒~」、Romantic Revue「愛, Love Revue!」が7日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。

 「悪魔城ドラキュラ―」は、株式会社コナミデジタルエンタテインメントのゴシックホラー・アクションゲーム「悪魔城ドラキュラ」シリーズを初のミュージカル化。

100年の眠りから蘇るドラキュラ伯爵(永久輝せあ)と、ヴァンパイアハンターの一族であるベルモンド家を中心とした英雄たちの果てなき戦いの物語を、宝塚歌劇ならではのオリジナルストーリーと演出で描き出す。トップスターの永久輝(とわき)せあは、人気ゲームが原作の今作に「ファンタジーということで、人間じゃないものが主人公や、話の中心で描かれている作品だからこそ、人間の良さや、強さ、逆に弱さが浮き彫りになるので、そういうところをうまく表現してお伝えできたら」と意欲を語った。

 Romantic Revue「愛, Love Revue!」は、岡田敬二氏によるロマンチック・レビューのシリーズ第23弾。永久輝は「ここまで宝塚らしいというか、宝塚の魅力を見せるというレビューは初めてなのではないかなと思うので、そういう部分も楽しんでいただけるのでは」とアピールした。公演は同所で7月20日まで上演される。

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