プロボクシング亀田三兄弟のいとこで、WBC世界フェザー級24位の亀田京之介(26)=TMK=が8日、自身のYouTubeチャンネルで、7月19日に米ネバダ州ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナでWBC世界スーパーバンタム級1位アラン・ピカソ(24)=メキシコ=と対戦することを発表した。
同興行のメインでは、元世界6階級制覇王者で2021年に現役を引退した46歳のマニー・パッキャオ(フィリピン)が4年ぶりに復帰し、WBC世界ウエルター級タイトルマッチでマリオ・バリオス(米国)に挑戦する。
京之介は今年2月、メキシコ・ティファナで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)とノンタイトル10回戦で対戦し、7回TKO負け。ネリは昨年5月に東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=に6回TKO負けして以来の再起戦だった。
またピカソは当初、5月に米ラスベガスで行われた井上の防衛戦の相手として有力視されていたが、その後ピカソ側から対戦を辞退したと報じられた。
ネリ戦に続いて、井上とも関連のある強豪選手との対戦が決まった京之介は「正直かみ合うかなと思っている。いい試合ができると思う」と語り、「倒します。2連敗はできないんで」と自信を見せた。
YouTubeチャンネルにともに出演した元世界2階級制覇王者の亀田和毅(33)=TMK=は「今回、相手が世界ランク1位。勝てば次、世界戦かというところまで来る。全部の力を出して勝利をつかんでほしい」とエールを送った。
戦績は京之介が15勝(9KO)4敗2分け、ピカソが31勝(17KO)1分け。