東京11R・安田記念・G1・馬トク激走馬=ブレイディヴェーグ

 2018年から7年連続連対中の牝馬勢。今年紅一点のロードカナロア産駒には当然食指が動く。

昨年のマイルCSは1番人気4着、今年の東京新聞杯も4着と、マイル戦は勝ち切れていないが、トモの筋肉が隆起し、馬体のフォルムが以前より確実にマイラー仕様に変化している。

 5月16日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩。1週前はシックスペンスとの併せ馬で馬体が合わず、直前も併せ馬になったが、Wコースをさっそうと駆け、ラスト1ハロン11秒0。3週連続で手綱を執った戸崎騎手が「折り合い、リズムとも良かった」とコメントした。

 枠は大外18番だが宮田調教師は「控える競馬をしたかったので、外の方がよかった」と前向きにとらえる。ここは2年前、ソングラインで大外枠からの差し切りを演じた鞍上に全権委任。持ち前の爆発力をさく裂させ戴冠のシーンを描く。

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