浦和に新加入したFW小森飛絢(24)が8日、クラブW杯に向けて滞在中の米国からオンラインで入団会見を行った。J2千葉で24年に得点王(23ゴール)となった小森は、今年1月にシントトロイデンへ期限付き移籍。

しかし公式戦5試合0得点に終わり、J復帰となる浦和へ加入を決断した。「色々なクラブからのオファーをいただいて、一番魅力的なオファーだなと。また自分の夢に、一番近づけるのかな、と思って選びました」とW杯出場など自身の夢に向けての決断だと明かした。

 結果を残すことが出来なかったシントトロイデンでは「全てにおいて、このままじゃだめだなと思い知らされましたね。また1から、しっかり見直さないといけない、と実感しました」と小森。今回は複数のJクラブからオファーを受けた中で「本来であれば、海外でやりたい気持ちはありました。やれないとなったときに、かなえたい目標に近づくためには、というところでレッズを選びました」と話した。

 浦和での知り合いは「ひとりもいなかった」が、現在はチームメートとのコミュニケーションをはかっている最中。チームでは元日本代表GK西川周作の助けもあるといい「ぽつんとしていたら、優しく声をかけてくれたので。すごくいい先輩」と感謝の思いを明かした小森。ベルギーでの海外挑戦を経て「苦しい悔しい半年を過ごしたので、これを経て強くなるしかないと思っています」と語り、新天地での活躍を誓っていた。

編集部おすすめ