今年のダービー馬レベル？　好時計で新馬戦快勝の超高額馬に「バケモン候補」「比較するのはナンセンス」
デビュー戦を勝利で飾ったダノンヒストリー（右端）（カメラ・荒牧　徹） 画像（1枚）

　６月８日の東京競馬でデビューした超高額馬に注目が集まっている。東京５Ｒの２歳新馬戦（芝１８００メートル＝１０頭立て）は、ダミアン・レーン騎手が騎乗したダノンヒストリー（牡２歳、美浦・堀宣行厩舎、父エピファネイア）が勝利。

２４年セレクトセール１歳馬セッションで落札額が３億９０００万円に達した話題馬が、単勝１・２倍の１番人気に応えた。

　２番枠からスムーズなスタートを切ると、少し力む面を見せながらも自分のリズムで先頭へ。１０００メートル通過が新馬戦の割には速い５９秒８だったが、直線も脚色が衰えず後続を突き放した。最後は猛烈な追い込みを見せたアウダーシアを２馬身半差で振り切り、１分４６秒８（良）の好時計で勝利。今年のダービー馬クロワデュノールが昨年記録した同舞台新馬戦の最速タイムにコンマ１秒迫る優秀なものだった。

　超高額馬のデビュー戦ⅤにＳＮＳでは「東スポ杯まで熟成させて欲しいな」「クロワデュノール以上のポテンシャルを秘める可能性」「驚異的なタイムを記録！」「逃げたの後々響くと思う」「今後抑えが効くかどうかが課題のはず」「ペースに依存したタイムなのでクロワデュノールほど評価はしなくていいというのが率直な印象」「クラシック楽しみすぎるねぇ」「早速鞍上問題」「クロワデュノールと比較するのはナンセンスやなぁ」「評判通りかぁ」などのコメントが寄せられている。

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