◆第75回安田記念・G1(6月8日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 春のマイル王決定戦にG1馬5頭を含む18頭が出走し、1番人気で浜中俊騎手が騎乗したソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は3着で、3度目のG1勝利はならなかった。22年13着、23年9着、昨年は3着で、4年連続の挑戦だった。

昨年はマイルCSでG1初制覇を飾り、最優秀マイラーのタイトルを獲得。今春のドバイ・ターフでは香港最強馬ロマンチックウォリアーと競り合いの末、0・01馬身差で撃破し、今回が国内復帰戦だった。なお、サセックスS・英G1(7月30日、グッドウッド競馬場・芝1600メートル)に予備登録している。

 1着は2番人気で川田将雅騎手が騎乗したジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)で勝ちタイムは1分32秒7。2着は9番人気のガイアフォース(吉村誠之助騎手)が入った。

  浜中俊騎手(ソウルラッシュ=3着)「調教から乗せてもらって返し馬で状態は良く感じた。行く馬がいなくてペースは遅くなるだろうという判断はあったけど、初速の部分での器用さがもうひとつで、勝った馬はスムーズに先行していましたからね。最後はよく追い上げているので残念」

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