◆男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 最終日(8日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71)

 16位から出た石川遼(カシオ)は3バーディー、1ボギーの69で回り、通算2アンダーの16位で終えた。

 昨年大会は首位と5打差で出た最終日に63と猛チャージし、プレーオフの末に2位。

今回はトップと6打差での最終日に向けて「まだまだチャンスはある」と臨んだ。

 4番、5番で連続バーディー。9番で落としたが、15番パー5でバーディーを奪った。パーオン率は第3日が77.8%で全体5位、最終日は83.3%で同2位。課題に挙げていた「アイアンのタテ距離のジャッジ」を改善し、ショット精度は際立った。

 石川は「後半はすごくいい内容でやれた。今日みたいな、いい内容で4日間やれれば、また流れも全然違ったと思う。次に向けて学びにもなったし、自分の課題を着実にクリアできていることがいくつかあるすごくいい4日間だった」とかみしめた。

 次戦は、昨年優勝した「ジャパンプレーヤーズ チャンピオンシップ・サトウ食品」(26日開幕、栃木・西那須野CC)に出場予定。それまでの2週間はオフにあてる。「練習とラウンドを中心に、トレーニングもします。ずっと試合が続いてたので、リフレッシュも必要だと思う。

けっこう適当に過ごすと思う」と笑顔を見せた。

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