Travis Japanが8日、千葉・ららアリーナ東京ベイで全国ツアー「VIIsual」(8都市28公演)の最終公演を開催した。昨年12月から体調不良で活動休止していた川島如恵留(30)が千葉公演から復帰。
ステージ下から登場した7人の姿に、1万1000人のファンが歓喜した。七五三掛龍也(29)が「TJ、7人帰ってきました」と言うと、川島も「ただいまー」。宮近海斗(27)は「6人でスタートしたけど、7人でファイナル。うれしい限りですね」と頬を緩めた。
1月から始まった全国ツアー。体調不良の川島を除いた6人で巡ったが、気持ちは7人のままだった。総合演出を務めた中村海人(28)が、床のLEDを7本のままにするなど演出を継続。川島も4月上旬の静岡公演を見守り、5月中旬に活動再開した後には、1人で自主練やリハーサルを重ねた。
全員そろった待望のステージでは歌い分けやダンスのフォーメーションを「7人バージョン」に戻し、一糸乱れぬパフォーマンスを披露。川島は「(1人での自主練)メッチャさみしかった」と笑わせつつ、MCでは、松倉海斗(27)や吉澤閑也(29)とじゃれ合った後に前宙し、松田元太(26)から「休養明けだからね」とツッコまれるほど元気いっぱいの姿を見せた。
米ハワイが舞台の映画「リロ&スティッチ」(公開中)の日本版エンドソング「バーニング・ラヴ」を初披露するなど全32曲で“七位一体”を体現した宮近は「やっぱり、TJは家族、オハナ(ハワイ語で家族)だからね」。