9日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、「令和のコメ騒動」の中、備蓄米効果か銘柄米の取り引き価格が1日で4000円下がるなど大幅に下落。一方で小泉進次郎農水相が備蓄米が尽きた際の輸入米の緊急輸入に言及したことを報じた。
コメンテーターで出演の元同局・玉川徹氏は「僕は前から言ってるんですけど、備蓄米をどんどん出して備蓄米がなくなったらですね。備蓄米を補填(ほてん)しなければいけないはずなんですね。なんで今まで備蓄米制度があったんですか?って話になっちゃう」とまずコメント。
「しかし、それを今年取れるコメで補おうと思っても1年間に20万トンずつ5年かけるというような増やし方だったのに、仮に一気に100万トン分ということはまた、それで足りなくなっちゃう。だから、これは一気に100万トンを元に戻すってことであれば海外から入れるしかないんじゃないかって僕は思っているので」と続けると「逆にそうすることによってコメの値段が不当に高くなるってことはなくなる。少なくとも備蓄米の要素っていうのでなくなるってことはないと思うんで。僕は(輸入米を)入れていいと思うんですよ。あくまで緊急対策で。だって、100万トン必要なんでしょ?」と問いかけていた。