◆第66回宝塚記念・G1(6月15日、阪神競馬場・芝2200メートル)

 24年のアメリカJCCの覇者で、前走の日経賞で2着に好走したチャックネイト(セン7歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)は、雨が降って道悪になった場合は侮れない雰囲気だ。稍重馬場だった前走は、4角7番手から馬群をさばいて勝ったマイネルエンペラーに首差まで迫っていた。

 堀調教師は「つめにウィークポイントがあるので、前走のように柔らかい馬場だとしっかり走れます。梅雨に入れば、そういう馬場になりやすいので、その点を見越して、このレースを視野に入れてきました」とコメントしており、緩い馬場はプラス材料となりそう。重賞VのアメリカJCCも不良馬場での白星で、天も味方につけたいところだ。

編集部おすすめ