元横綱・照ノ富士　白鵬さんとの不仲を否定「『辞めたきゃ辞めれば』とは言っていない」と一部報道に憤慨
部屋を継承し会見を行った伊勢ケ浜親方（元横綱・照ノ富士）と宮城野親方（左、元横綱・旭富士） 画像（1枚）

　大相撲の元横綱・照ノ富士の伊勢ケ部屋継承会見が９日、東京・墨田区の部屋で行われた。かねてから不仲と噂され、相撲協会を退職した元横綱・白鵬の白鵬翔さんとの関係について「報道も見てましたけど、自分と白鵬関との間では個人的に悪い関係ではない。

この１年間一緒にやってきて２人で話すことも多かったし、報道では面白おかしく書かれることが多い。（悪い関係は）一切ありません」と語気を強めた。一部報道で白鵬さんに「辞めたきゃ辞めれば」と同親方が言ったとされることについては「そんなこと言っていない」と憤慨した。

　また、白鵬さんについて「角界に入るきっかけをつくっていただいた大先輩。本当に残念だという気持ちはある。相撲が本当に好きな大横綱でしたから相撲のためにもこれから頑張ってくださったらありがたい」と話した。同日に行われた白鵬さんが会見で「世界相撲グランドスラム」構想を披露したことを質問されると、「今日の会見とは関係ない質問はご遠慮願いたい」と部屋関係者に止められる場面もあった。

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