日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は9日、大阪・関西万博で行われた国連の「Football for the Goals」イニシアチブへの加盟に関する発表イベントに出席した。

 「Football for the Goals」は、国際連合が2022年7月に発表したもの。

世界的に影響力の強いサッカーの力を通じてSDGsの認知度を高めるために設立された。目標達成に向けた行動や実践の促進、持続可能性、人権、気候変動対策などを推進している。

 JFAも21年より「アスパス!」という独自の社会貢献活動を行っており、宮本会長も「同じ方向を向いている」と賛同を示す。環境対策などのSDGs問題に積極的に取り組んでいることから「これからもサッカーファミリー、そして国連と連携し、サッカーの持つ影響力を通じて、SDGsの達成に向けた新たな可能性を切り開き、情報を発信していきたいと考えています」などと話した。

 イベントには国際連合事務次長補/大阪・関西万博国連パビリオン陳列区域代表マーヘル・ナセル氏、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟北澤豪会長、元なでしこジャパンの阪口夢穂さんが参加し、トークセッションを行った。

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