日本代表MF中村敬斗が9日、アジア最終予選のインドネシア戦(10日・吹田S)に向けて取材に応じ、今季フランス1部のSランスで11ゴールをマークし、つかんだ自信について明かした。チームは2部降格の憂き目にあったが、中村自身はSランスへの加入2年目で同リーグ日本人初の2けたゴールを達成。

「去年南野(拓実)選手が9点で、日本人の歴代最多だったので、そこは超えたい目標でした。それを超えられたのはすごくうれしいですね」と話した。

 22―23年にはオーストリア1部のLASKリンツで14ゴールを挙げているが「オーストリアでは2けたとっても、世間的には認められていない感じだった。やっと認めてもらえるのかな、というのは自分の中であった」と語った中村。今季は日本代表にも定着し、古巣G大阪のホームスタジアムで迎える今シーズン最後の試合。「ガンバの時から考えれば、(同スタジアムでは)6年ぐらいはプレーしていないので。出場したらいい姿をみせたい」と中村。また来季に向けては「どうなるか。残留するか、移籍の可能性ももちろんある」と語るにとどめた。

編集部おすすめ