Jリーグと株式会社コナミデジタルエンタテインメントが共同開催した「eJリーグ eFootball 2025シーズン」の決勝大会がこのほど都内で行われ、FC町田ゼルビアが初優勝。クラブには賞金500万円が授与された。

 PC、モバイル、家庭用で配信中の同社の人気サッカーゲーム「eFootball」を競技タイトルとした公式eスポーツ大会。決勝大会は予選を勝ち上がった16クラブによるトーナメント戦で、モバイル部門・PlayStation部門の代表選手がそれぞれ対戦し、トータルスコアで勝敗が争われた。

 町田と福岡の対戦となった決勝戦は、先に行われたモバイル部門で町田が3―0と快勝。大きなアドバンテージを得て迎えたPlayStation部門でも1―0で福岡を下し、合計4―0と圧倒した。王者の戦いぶりに、大会ゲストの元サッカー日本代表・安田理大さんは「戦術と作戦がマッチしていた。本当に試合巧者だなと思いましたね」とうなった。

 J1・J2全40クラブの頂点に立った町田の影山昭平選手(PlayStation部門)は「大会を通してゲームプランが良かったと思います。勝利にはこだわっていたので勝てて良かった」と喜びのコメント。行徳慎太郎選手(モバイル部門)は「驚きと嬉しさが大きいです。『eFootball』プレーヤーとオフラインで対戦できて良い大会だった」と声を弾ませた。

 町田の2選手は個人報酬として計100万円も獲得。使い道を聞かれた行徳選手は「半分は貯金、半分は『eFootball』の課金に…」と答え、会場を沸かせた。

また両選手は、世界NO1プレーヤーを決める「eFootball Championship 2025 World Finals」(7月21日開催予定)への出場権も手にした。

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