◇報知新聞社後援 第74回全日本大学野球選手権▽1回戦 近大8-0神奈川大=7回コールド=(10日・東京ドーム)

 3年ぶり28度目の出場となった神奈川大(神奈川大学)は近大(関西学生)に0―8の7回コールドで完敗し、1回戦で敗退となった。

 神奈川大の先発は日本代表候補でアンダースローの松平快聖(かいせい・3年=市原中央)。

0―0で迎えた2回。先頭に左翼へ二塁打を打たれると、中前適時打で先制を許す。3連打で満塁のピンチを背負い、プロ注目の4番・阪上翔也(4年=神戸国際大付)に走者一掃の中越え適時二塁打を浴び、一挙5失点で無念の降板となった。後を託された投手陣も4回に3点を失い、強打の近大打線を止められなかった。

 打線は、相手先発の野口練(4年=星稜)と宮原廉(3年=崇徳)の前にわずか2安打と奮わず、完封負けを喫した。

 先発した松平は近大打線について「1球で仕留める能力が高かった」と振り返り、今後に向けては「カウントが悪いときの変化球の精度を磨いていきたい。次に向けて切り替えて頑張りたい」と前を向いた。

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