前マンチェスターU監督のエリック・テンハグ氏を招へいしたブンデスリーガのレバークーゼンの、マンチェスターCのイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ獲得への動きが話題になっている。
英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、レバークーゼンの大黒柱のドイツ代表MFフロリアン・ビルツの退団が確実視される中、テンハグ新監督がグリーリッシュの大ファンで獲得を熱望しているという。
ビルツには先週リバプールが1億1300万ポンド(約226億円)のオファーを提出したが、レバークーゼンがこれを拒否。しかし今週中にも新オファーが提示され、22歳のドイツ代表の新天地が今季のプレミアリーグ王者に決まることが確定的だ。
そこでテンハグ氏がビルツの後継として目をつけたのがマンチェスターU時代の地元のライバルクラブで躍動したグリーリッシュ。「サン」紙の報道によると、マンチェスターCは4000万ポンド(約80億円)の移籍金を要求するというが、ビルツ売却で潤うクラブ側は新監督の1年目を積極的に支援する方針。グリーリッシュ本人も来年のW杯出場に意欲を見せており、常時出場が可能な新天地で活躍することを望んでいる。
一方、2021年に当時の英国史上最高額となった1億ポンド(約200億円)でマンチェスターC移籍を果たしたグリーリッシュには古巣のアストンビラを始め、トットナム、ニューカッスル、そしてセリエA王者のナポリも獲得に関心を示しており、今後の獲得合戦に注目が集まっている。