スケートボード世界最高峰の国際大会「WST WORLD CUP ROME 2025」(イタリア・オスティア)女子パークで4位だった昨年のパリ五輪代表・草木ひなの(スターツ)が10日、成田空港に帰国。惜しくも表彰台は逃したが「すごく楽しい大会だった。

今回は自分がやりたい技を全てやりきるということを目標にしていた。すごく満足のいく大会でした」とすがすがしい表情だった。女子は長谷川瑞穂が優勝、開心那(WHYDAH GROUP)が3位、四十住さくら(第一生命グループ)が7位だった。

 大会前から注目され続けた昨年のパリ五輪が終わり、「プレッシャーというかそういうのが全部なくなって、練習しなきゃっていうより、楽しめるようになっている。自分がかっこいいと思える技を最近はできるようになってきているので、納得のいくスケボーができている」と笑顔を見せる。

 2028年ロサンゼルス五輪へ再出発の年になるが「出たいのもありますけど、まずは世界でトップをとることが目標。自分の一番近い目標をつかみに行くところから頑張りたい」と目の前のターゲットからクリアしていく。

 この後は、Xゲーム(20~22日、大阪・京セラドーム)にも出場予定。「みんなにかっこいい滑りを見せられたらなって思います」と意気込んだ。

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