フジテレビ系夕方のニュース番組「Live News イット!」(月~金曜・午後3時45分)が10日に放送され、小泉進次郎農相がこの日、閣議後の会見で、備蓄米を追加で20万トン放出することを表明したことを報じた。

 2021年産を10万トン、2020年産を10万トンと計20万トンを追加で売り渡す。

 コメンテーターで出演の元財務官僚でニューヨーク州弁護士の山口真由氏は新たに10万トン放出される2020年産の古古古古米について「どんどん、古が増えていきますね」と苦笑。「政府の備蓄米は15度くらいで(温度)管理を徹底しているという話ですので、どのくらいの味なのか、ちょっと楽しみなところはありますね」とコメントした。

 届かない地域も多い地域差という課題については「随意契約はスピードが優先である反面、不平等で恣意的だという負の側面も出てきてしまってますが、特に西高東低と言われる価格の高い西日本にどう提供していくかという目配りは必要かなという気はします」と話していた。

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