巨人の西舘勇陽投手が11日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に先発する。プロ2度目の先発で先発初勝利を目指す。

10日は敵地でキャッチボールなどで調整。「1イニングでも長くという思うがあるんですけど、初めてなので目の前の1人1人とまずは対戦していきたいと思います」と語った。

 1勝3敗で終えたルーキーイヤーは中継ぎで27登板し、シーズン終盤にプロ初先発。結果は5回4失点で負け投手となった。今季1軍では救援で5登板し、防御率2・57。5月の降格後は先発調整を続けて8試合で3勝0敗、防御率1・06、34回で40奪三振と結果を残した。「課題として三振を取るように、と阿部監督からは言われてきたので、2軍の試合で意識してやっていた。1軍では簡単には取れないと思うのでまずはゾーン内で粘り強く投げていけたら」と語った。

 ソフトバンク打線については「一発もあるバッターもいますし、間違えないように投げていければ。慎重にいきながら、でも逃げにならずに強気にいければなと思います」と攻めの投球を貫くことを誓った。

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