【採点＆寸評】森保ジャパン、６発完勝！久保、鎌田が別次元のプレー
前半１９分、ゴールを決めた久保建英（右端）（カメラ・中島　傑） 画像（1枚）

◆２０２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選▽第１０戦　日本６―０インドネシア（１０日・市立吹田サッカースタジアム）

　ＦＩＦＡランク１５位のサッカー日本代表はホームで、２６年北中米Ｗ杯アジア最終予選の最後となる同１２３位のインドネシアと対戦し、６―０で完勝した。最終予選はC組で７勝２分け１敗とし、最終順位は１位。

　以下は採点＆寸評

森保一監督【６・５】

使う食材が全ていい味を出すというぜいたくすぎる内容で、最終予選の豪華ディナーを終えた。

ＧＫ大迫敬介【６】

ピンチはほぼなしもミスもなく。ＧＫはそれが一番。

ＤＦ高井幸大【６】

対面の相手をフィジカルで圧倒。アジアではまったく心配なし。

ＤＦ瀬古歩夢【６】

３バック中央で対人能力を発揮。醸し出す雰囲気に番長的存在感あり。

ＤＦ鈴木淳之介【６・５】

デビュー戦とは思えぬ落ち着きっぷりで、攻守に持ち味披露。ＤＦ陣で最大の発見に。

ＭＦ佐野海舟【６・５】

得意のボール回収のみならず、久保や鎌田を生かすかゆいところに手が届くプレーも。まるで最新家電のよう。

ＭＦ遠藤航【６】

ミスなくそつなく最後まで。

キャプテンマークは久保に託しても、その存在感は変わらなかった。

ＭＦ森下龍矢【６・５】

初ゴール含め小気味よさ満載。競り合い時、先に相手を押してプレーエリアを確保する小技にも、欧州での成長の跡が。

ＦＷ細谷真大【６】

後半２４分イン。ごっつあんゴールでもＦＷは結果が何より重要。

ＭＦ三戸舜介【６・５】

代表デビュー戦でスピードと正確クロスでアシスト。また見てみたいと感じさせるプレー。

ＭＦ佐野航大【６】

後半１６分イン。兄弟共演。兄とは違う攻撃センスを随所に披露した。

ＭＦ久保建英【７】

背番号１０を背に“ファンタジスタ感”が５割増し。堂安律との１０番争いが本格的に始まるのか…。

ＭＦ佐藤龍之介【５・５】

後半２４分イン。１８歳２３７日で香川真司の記録を抜く最終予選最年少デビュー。大きな見せ場はなかったが、大きな第一歩。

ＭＦ鎌田大地【７】

見えている世界がこのレベルでは別次元。２ゴールはもちろん、彼の存在がすべてをスムーズにする。

ＭＦ中村敬斗【５・５】

後半１分イン。古巣のスタジアムでキレは見せたが、決定機に放ったシュートは場外ホームラン級と痛恨。

ＦＷ町野修斗【６・５】

ドイツ仕込みのポストプレーが光る。黒子に徹すると見せかけて決定力も発揮するあたりは、さすが忍者のひと仕事。

ＭＦ俵積田晃太【６】

後半３３分イン。のびのびとドリブル披露。今後の成長が楽しみ。

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