◆2026年北中米W杯アジア最終予選▽第10戦 日本6―0インドネシア(10日・市立吹田サッカースタジアム)
森保ジャパンは最終予選を7勝2分け1敗で終えた。W杯本大会へ向け、各ポジションでレギュラー争いが繰り広げられた。
【GK】10戦中8試合先発の鈴木彩が守護神の座に“正式就任”。
【DF】冨安健洋、伊藤洋輝、谷口彰悟の長期離脱で苦しいやりくりとなったが、町田や高井が出場時間をのばしたことは“けがの功名”と言える。菅原由勢、長友らサイドバック陣は、攻撃的3バック導入で不遇の立場となった。
【MF】遠藤、守田のダブルボランチが盤石。3番手は田中碧に加え、鎌田のオプション起用もテストされた。2戦連続先発の佐野海の評価も高そうだ。右は堂安律→伊東純也のリレー起用が定番に。左は三笘薫の1番手が揺るがない。
シャドー2枠(1・5列目)は久保、鎌田、南野の存在が抜けている。鎌田はチーム最多タイ4得点。
【FW】小川が鎌田に並ぶ4得点。エース上田綺世に加えて前田大然もクラブで結果を残しており、町野、細谷、大橋らを加えた競争は激化している。