◆女子プロゴルフツアー 宮里藍サントリーレディス プロアマ戦(11日、兵庫・六甲国際GC=6558ヤード、パー72)
昨年大会覇者の大里桃子(伊藤園)はプロアマ戦で、プロ野球巨人元監督の高橋由伸氏と同組で回った。「野球の会話になるんですけど、私はあまり詳しくないので聞いているだけでした」と笑顔で振り返った。
雨の影響でフェアウェーはたっぷりと水を含み、ランが出ない状況での18ホール。「めっちゃ飛ぶので、今日は本当にありがたかった。雨で自分も飛距離が落ちるなかで、もっと飛ばされるのですごく助かりました」。大里の30~40ヤード先を捉えた高橋氏のドライバーショットに感謝した。
ディフェンディングチャンピオンとして、コースに帰ってきた。「ゴルフ場自体のイメージは前からいい。さらに良くなって今年は入ってこられた」。上位2人と、大会終了時のメルセデスランキング上位3人(ともに有資格者を除く)が、AIG全英女子オープン(7月31日~8月3日、ロイヤルポースコールGC)の出場資格を獲得する。
昨年は優勝で初のメジャー切符をつかみ取り、セントアンドリュース・オールドコースに乗り込んだ。最終日に67をマークし、22位に大きく順位を上げて大会を終えた。「また行けたらうれしいなっていう気持ちはあるけど、そう思うと自分は力が入っちゃうタイプなので、あまり考えすぎずに臨みたい」と語った。