◆第105回 天皇杯▽2回戦 神戸4―1高知(11日・ノエビアスタジアム神戸)

 天皇杯連覇を目指す神戸は、高知との試合を4得点で完勝した。

 前半10分、CKから加入後公式戦初スタメンとなったMFグスタボクリスマンがショートコーナーを受けると左足でクロス。

精度の高いボールで味方の頭に合わせると、最後はゴール前で混戦となったボールが相手DFに当たってネットを揺らした。

 先制に成功し、1点リードで迎えた後半5分にはFW佐々木大樹のパスに、ライン際のボールタッチや、MF井出遥也らとのコンビで再三のチャンスを作り出していたMF汰木康也が抜け出す。相手陣左サイドを深く切り込むと、中に走り込んできたFWエリキにクロスを供給。エリキが滑りながら右足を合わせて追加点を獲得した。同19分には再び汰木がゴール前にクロスを届けると、オウンゴールを誘発し、3得点。同40分には出場してわずか1分でDF広瀬陸斗がダメ押し点を奪った。

 4得点快勝で難なく次戦へ進出。チーム内競争も激化しそうな勝利で、高知を下した。

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