FC東京は12日、昨夏まで浦和に在籍した元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツをカタールのアルワクラから完全移籍で獲得したと発表した。背番号は24となる。
32歳のショルツは189センチと長身で対人プレーに強く、展開力もある屈指のディフェンダーで21年5月から、昨年7月まで浦和で活躍。J通算94試合14得点の実績を誇る。22、23年にJリーグ優秀選手賞、23年にはベストイレブンに選出された。
FC東京は今季リーグ18試合を終え、勝ち点19で降格圏の18位。5月下旬以降はDF室屋成、GKキムスンギュ、FW長倉幹樹と積極補強を行い、ショルツの加入で中盤戦以降の巻き返しを図る。
ショルツはクラブを通じて「みなさん、はじめまして。アレクサンダー・ショルツです。献身性、謙虚さ、そして情熱を持ってFC東京に加入します。このチームの一員になることができて非常に光栄です。新しいチームメイトたち、スタッフのみなさん、そしてファン・サポーターの方々に、毎日全力を尽くすことを誓います。強いつながりを作り上げ、ともに成長し、今シーズンの成功のために戦いましょう」(原文ママ)とコメントを発表した。