新日本プロレスの社長レスラー・棚橋弘至が13日、東京・SHIBUYA TSUTAYAで行われた「刃牙博ッッ!!」(7月1日まで、同所)のオープニングセレモニーに出席した。

 漫画家・板垣恵介さんの人気格闘マンガ「刃牙」シリーズの公式原画展。

高校生の頃から「刃牙」を読んでいたという棚橋は、一番好きなキャラクターに鎬紅葉(しのぎ・くれは)と回答。「筋肉のでかいキャラクターが好きで、今日も髪形を寄せました。鎬紅葉が『つかえない筋肉だ』って言われて、僕も当時は筋肉は大きければ大きいほどいいと思っていたので、ショックを受けました」と振り返った。

 プロレスラーを夢見た大学生時代には、「刃牙」の食事シーンを励みにし、68キロから90キロへ合計22キロの増量に成功。「学食で定食と丼もの、小鉢を食べ、その後に売店でツナ缶を2つ買って食べました。親からの仕送りも食費のために前半2週間で使い切ってました」と振り返った。

 来年1月4日をもって現役を引退する。「年齢とともに代謝が下がっている。残り半年でトレーニングを重ね、1・4東京ドームは過去最高の仕上がりで、惜しまれながら引退したい。当日はビッグコンディションです!」と力を込めた。

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