毎日放送入社1年目の上田芹莉(せり)アナウンサーが13日、MBSテレビ「よんチャンTV」の生放送で初出演を果たした。元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずるに「かわいい~」と声をかけられ、吉本新喜劇の浅香あき恵にも「私もこんな時期ありました~」とたたえられた。

そして第一声。

 「みなさん初めまして。この4月、MBSに入社したアナウンサーの上田芹莉です。西宮市出身で、この生まれ育った関西でアナウンサーとして働けることをとても楽しみに思っております。私の名前“芹莉”はですね、春の七草のセリから来ています。セリは若葉が競り合うようにしながら育つ植物なんですね。とても力強い植物で、私もセリのように力強くここで成長していきたいと思ってます。これからどうぞよろしくお願いします」

 やんやの拍手で迎えられ、緊張の“初鳴き”を終えた。

 出演後は囲み会見に臨んだ。会場には上田悦子アナウンサーとともに現れ「アナウンスセンター3人目の上田となりました」と報道陣を笑わせてツカミはOK(もう一人は上田崇順アナウンサー)。兵庫・西宮市出身ながら、奈良・西大和学園中高を経て進んだ慶大を今年3月に卒業した。母校の系列・大和大は「東の早慶、西の大和(と呼ばれることが目標)」というインパクトの強いCMで有名だが、芹莉アナは「そのCMも頭の端に浮かびつつ、いったん本家(慶大)に行こうかなと(笑)」と進学理由を説明した。

 資格マニアで、潜水士、乗馬、珠算初段、暗算1級、英検準1級などを取得。最近も危険物取扱者乙種をパスしたという。この日、ヤマヒロこと山本浩之アナウンサーら“危険物”のようなパネリストとの絡みを堂々とこなし「(出演者を)危険物と言ってるわけじゃないですけど(笑)、どんな方ともちゃんとお話をしてアナウンサーとして働けるように。そういう意味で(資格を)取ったような気もします」と笑わせた。

 今後は和歌山・白浜町に泊まり込み、テーマパーク「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダを、返還の日(28日)まで番組内コーナー「パンダびと」で密着取材する。

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