タレントの長嶋一茂が13日放送のテレビ朝日系「ザワつく!金曜日」(金曜・午後6時50分)に出演し、新幹線の改札で遭遇したトラブルを明かした。

 この日の番組の最後で夜桜の美しい写真を披露すると「ゴールデンウィークにママ(妻)とまた岩手に行って」と話し出した一茂。

 「桜の話とまったく違う話なんだけど、岩手に行く東北新幹線でスマホで(改札を)ピッで初めて行ったんですよ」と続けると「こんな便利なものがあるのか?って思って。でも、この話はただの助走で」と前置き。

 「帰ってくる時、上野に着きました。で、上野でピッとやりましたと。次にJRの改札に行って外に出れますと。ママが先に歩いてました。ママがピッとやって出ました。次に(自分が)ピッとやって出ようと思ったら、バタンと閉まったの。え~!?って思って」と回顧。

 「『ママ~!』って言ったんだけど、ママ、後ろを振り向かない人だから、とっとと行っちゃったのよ。『ママ~!』って、でっかい声で俺、パニックっちゃてるわけよ、でっかい声で。無銭乗車かなんか疑われたら困ると思って『ママ~!』って言ったんだけど、ママ、左に曲がって降りていっちゃったの」と続けると「右側の(窓口の)駅員さんのところに行きましたと。

『一茂さん、それはもう1回、新幹線の改札に行って、新花巻から上野まで行った証明書が出るから、もらって、もう一度、私のところに来て下さい』って言われたの」と口に。

 ここで共演の高嶋ちさ子が「なんでママはOKだったの?」と聞くと、一茂は「そうなの。で、『ウチのママはピッと行って出て行きましたよ』って聞いたら、『いや、よく分かりません』と」と駅員とのやり取りを説明。

 高嶋が「ウチの母が前に言ってたんだけど、これ(改札機)が始まった時代によく引っかかる人がいたと。ウチの母が1回も引っかかったことがなくて、聞いたら『一抹の不安がある人は引っかかるんだ』って」と説明した上で一茂に「『出られるのかな?』って不安な気持ちがあったでしょ?」と問いかけ。

 この言葉に一茂は「だって、スマホのピッで出れるって、俺の中で不安でしようがないもん」と正直に返答。高嶋が「それがいけないんだよ。それで出遅れちゃうわけだよ。それで反応してバーンって(改札が)閉まっちゃう」と言うと、一茂は「俺の一抹の不安が問題だったってことなの? 機械が読み取るの? 不安なのを。マジで! 本当に!」と叫んだ。

 「ママが車で待ってて『パパ、何やってたの?』って言うから、『トラブっちゃってさ。駅で出れなかったんだよ』って。

『多分、あなたのスマホの「Suicaにお金が入ってないからだ』っていうことを、ママが言うわけ」と言う一茂に対し、番組ではJR東日本に問い合わせ。「ICカードの読み取りが正しくできなかったのが原因の一つとして考えられます」との同社の言葉に進行役の「サバンナ」高橋茂雄は「1回目の新幹線の時の(改札の)ピッの時にちゃんとかざしてなかったか」と補足説明していた。

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