サッカー日本代表のMF南野拓実とMF菅原由勢が14日、「『夢の部活体験』supported by adidas」で大阪府内の府立高校にサプライズ登場した。抽選の中から選ばれた高校で練習に参加し、選手たちとともに汗を流した。

 当初は屋外での部活体験が予定されていたが、雨天のため体育館で行われた。新作シューズの試し履き会と聞かされていた選手たちは、サプライズで登場した2人に「えぇ~!」と驚きの表情。自己紹介の後に約1時間、ボール回しや5対5のミニゲームを行った。

 高校時代はJクラブの下部組織に所属していた2人。部活動は初体験だった。練習後に行われたトークセッションでは、南野が「雨の中で体育館で練習したり、いろいろ練習メニューも工夫しながらやっているのはいいなと思った。環境が変わった中でもサッカーが上手な選手は上手」と体育館での練習を振り返ると、菅原も「(体育館での練習は)小学生以来なかった。環境にアジャストするというか対応して練習メニューを考えたり、練習中に声をかけ合ったりというのはサッカーへの情熱を感じるし、これに応えられる選手の良さは素晴らしい」と環境を十分に生かす姿勢に感心していた。

 参加した高校生たちは「すごく楽しかった。フィジカルがめちゃくちゃ強かった」、「W杯で一番上に立っている姿を見てみたい」などとイベント終了後も興奮冷めやらぬ様子だった。

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