元近鉄・阿波野秀幸さん(60)が14日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜・午後5時)に出演。近鉄時代の恩師・仰木彬監督の秘話を明かした。
今回は「プロ野球の歴史に残る監督 星野仙一、仰木彬を語る会」。
仰木近鉄時代の1989年にリーグ優勝など左腕エースとして活躍した阿波野さんは「仰木さんの監督1勝目は僕の完封から始まってるんですよ」とニヤリ。
「年末に選手会納会っていう選手だけの打ち上げをやるんですけど、そこで仰木監督が退任する年に、みんな仰木監督の思い出話をするんですけど、結構、『もっと試合に出たかったのに』ということを言う人たちがいたんですね」と振り返ると「当時の選手会長の金村(義明)さんが『そうは言っても仰木監督がやってくれた5年間でみんな給料上がったよな』って言って。そう言われると確かにそうだなということで、まあ、(年俸)大幅増はいなかったんですけど、みんな生活があるんで、徐々に上げてくれたっていう」と名将の隠れた思いやりを振り返っていた。