◆天皇杯 ▽2回戦 横浜FC2―1盛岡(18日・ニッパツ)

 J1横浜FCはホームでJFLの岩手と対戦し、2―1で勝利。3回戦へ進出した。

 横浜FCは前半は好機を作るも、沈められなかった。前半12分にはMF新井瑞希がドリブルで切り込んで右足でシュートするも、相手GKの正面。前半24分にはDF鈴木準弥が直接FKを狙うも、惜しくもポストに当たった。

 得点を奪うため、四方田修平監督は後半開始からMF新井瑞希に代えてFW桜川ソロモンを投入した。後半14分にはヘディング処理のミスから相手のカウンターとなりピンチになるも、横浜FC移籍後初出場となったGK石井僚がセーブして事なきを得ると、同18分に先制点が入る。鈴木の右CKを桜川が頭でそらすと、反応したMF室井彗佑が右足を伸ばしてゴールネットを揺らした。

 しかし同25分に同点にされてしまう。右のCKからゴール前に上げられると、相手のDF牟田雄祐がヘッドで合わせる。そのまま球はゴール右に吸い込まれた。

 同38分にはFW森海渡に代えてFW伊藤翔を起用した。同45分には途中出場のMF遠藤貴成がミドルシュートを狙うも正面。延長戦突入の雰囲気も流れる中、試合終了間際に鈴木の左CKからMF小倉陽太が頭で沈めた。

そのまま試合は終了し、横浜FCが劇的勝利を収めた。

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