◇クラブW杯 1次リーグ第1節 Rマドリード1―1アルヒラル(18日・ハードロックスタジアム)

 クラブW杯初戦を迎えたRマドリード(スペイン)は、アルヒラル(サウジアラビア)に1―1と引き分け、シャビアロンソ新監督の初陣をかざることができなかった。前半34分にゴンサロ・ガルシアのゴールで先制。

しかし同41分にPKで追いつかれた。後半も攻撃を続けたが、アルヒラルのモロッコ代表GKブヌの好守に阻まれるシーンも。終了間際にはPKのチャンスを得たが、ウルグアイ代表バルベルデのキックはブヌに止められた。

 シャビアロンソ監督は「複雑な感覚だ。勝利を得られなかったのは残念だ。正直に言って、前半のパフォーマンスはあまり楽しめなかった。後半には良くなった。よりバランスが取れ、うまくボールを扱えるようになった。それを次につなげていきたい。前半は非常に速くプレーしようとして何度もボールを失っていた。後半にはもう少しプレーが良くなり、相手を押し込むことができたが、勝利につながるゴールは決められなかった」とコメントした。また現役時代はキックの名手だった同指揮官は、バルベルデのPK失敗について「PKは失敗することもある。

それだけだ」と語るにとどめた。

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