J2で6位のジュビロ磐田は21日、首位の千葉とアウェーで対戦する。リーグ戦は7戦負けなし(4勝3分け)と上り調子で、勝ち点も首位に6差と接近。

優勝とJ1昇格を狙う上で大事な一戦は、後半戦最初のゲームでもある。大卒新人のMF角昂志郎(22)が「勝つ自信はある。勝ち点3を取りに行きたい」と必勝を誓った。

 千葉にはいいイメージしかない。3月30日のホーム戦では、前半6分に相手DFラインの裏へ抜け出してプロ初ゴール。これが決勝点となり「思い出に残る得点。千葉キラーになれればいいですね」と白い歯を見せた。

 ルヴァン杯などを含む5月31日からの5連戦では、2試合に先発するなど全試合に出場。疲れはあったが、いつも通りにプレーできる自信もあった。しかし途中出場した11日の天皇杯・相模原戦(1●2)は「思うように体が動かなかった。ふがいないプレーをしてしまった」と反省する。

 ルーキーながら司令塔として「チームに必要とされていることを感じます」と手応えをつかんだ前半戦。

千葉戦で勝利に貢献して、その地位を不動のものにする。(里見 祐司)

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