★阪神3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=アズユーライク

 今年1月に中山のダートでデビューしたエピファネイア産駒は、初戦が8着。2戦目は最下位の16着と大敗を喫し、休養を挟んだ3戦目で初めて芝に投入された。

 その3戦目は前残りの流れにもかかわらず、中団から2位タイの上がりで0秒3差の4着に好走。路線変更でいきなりめどを立てる形となった。

 今回は「上位騎手騎乗」と「距離変化で好転」の2点が激走馬の要因で、前者はルメール騎手への乗り替わり。土曜に4勝を挙げた名手でひと押しが利くはず。

★函館7R・3歳上1勝クラスの激走馬=ハーエクセレンシー

 3年前に新馬勝ちしたダイワメジャー産駒は1勝クラスで15戦未勝利。2着4回、3着3回と上位争いを演じてきたが、2勝目がなかなか手にできない。

 函館は昨年の臥牛山特別以来の2度目。当時は果敢にハナを奪って首差の2着に粘り込んだ。洋芝適性を示したうえに、内よりの4番枠なら当時の再現も可能だ。

 激走馬にピックアップされた要因は「前走より枠順が好転」と「前走頭数から期待大」の2点。すんなり先手を取れるようなら待望の2勝目に手が届きそうだ。

★東京9R・甲州街道特別の馬トク激走馬=ウィップスティッチ

 デビュー当初は芝で結果が出ず、ダートに投入されても3着が最先着だったが、昨年8月の地方交流競走で初勝利を挙げると、1勝クラスは3戦目でクリアした。

 その前走は内枠から果敢に先団に取り付けるとタフなペースの好位を追走し、直線の狭い内ラチ沿いからしぶとく粘り込んだ。6か月半の休養で別馬のように変わってきた。

 激走馬には「厩舎が好調」と「ペースメーク力が高い」の2点が要因に挙がっている。さらに仕上指数はダントツの「72」を算出。本格化してきた今なら昇級の壁もない。

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