6月21日の阪神11R・天保山S(3歳上、オープン=16頭立て)はコンクイスタ(セン5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父ロードカナロア)が鮮やかな差し切り勝ち。オープン初勝利を飾った。
「正直、内枠(2枠3番)は嫌だった。もまれていい印象がない」と鞍上。だが、道中でパートナーを徐々に馬群の外に持ち出し、4コーナーは大外へスムーズに進路を取るエスコートも光った。「最後はしっかり伸びてくれた」とラストの力強い末脚を引き出した。「(先行策の)いつもと違った脚質で勝てたのは収穫。賞金も加算できたので、また成長を期待したい」と、さらなるステップアップを見据えていた。