IWGP女子新王者となった“太陽神”Sareeeが22日、横浜市鶴見区の総持寺でアントニオ猪木さんの墓前に王座奪取を報告した。
Sareeeは21日の「スターダム」代々木第2体育館大会で朱里を壮絶な激闘の末、破りIWGP女子王座を奪取した。
「IWGP」は、猪木さんが新間寿さんと共に世界中のベルトを統一する構想を掲げ、世界各国のプロモーターに協力を呼びかけ1983年に「第1回IWGP」を開催。優勝戦で猪木さんは、ハルク・ホーガンのアックスボンバーで失神KOされる壮絶な結末で今も語り継がれる伝説の大会となっている。87年6月に新日本がタイトル化し現在に至っている。女子王座は2022年11月に制定されKAIRIが初代王者となった。
猪木さんを尊敬するSareeeは、戴冠から一夜明けたこの日、ベルトを持参し猪木さんの墓前に勝利を報告した。自身のX(旧ツイッター)で「猪木さんのお墓に行ってきました。IWGP女子ベルトを巻いてしっかり報告できました。これからも胸を張って闘い続けます。どうか見ていてください」と決意をつづっていた。