J1新潟は23日、樹森大介監督の契約解除を発表した。後任には入江徹コーチが昇格し、この日のチーム活動から指揮を執っている。
樹森氏はクラブを通じて「勝利を積み上げることができず、厳しい結果に対して、悔しい思いと本当に申し訳ないという思いです。新潟を離れますが、今後のアルビレックス新潟の躍進を心から願っています」とコメントした。
樹森氏を新監督に迎えた今季は、20試合を終えて4勝7分け9敗で降格圏の18位に沈んでいた。新体制の初陣は25日の川崎戦(U等々力)となる。
中野幸夫・代表取締役社長は、契約解除を伝えるリリースの中でコメントを発表し、樹森氏に感謝を伝えた上で「チーム・クラブがこれまでにも増して結束して戦っていくため、樹森監督の契約解除を決断いたしました。後任の入江コーチは、アカデミーやトップチームでの指導経験が豊富で、その実直な人柄をよく理解しています。彼のクラブへの愛情や情熱が、現状を打破するために最適であると判断しました」と伝えた。