ラグビーリーグワン2部の花園(旧近鉄)は23日、来季の新監督に、OBで今季はコーチングコーディネーターを務めた太田春樹氏が就任することを発表した。38歳の太田氏は現役時代フッカーで天理、同大から近鉄へ進み、2009年から16年までプレー。
花園は今季、2部2位で入替戦出場も敗退し、2部残留。指揮した向井昭吾ヘッドコーチは退団を発表済みで、来季は太田新監督のもと、1部復帰を目指す。
太田新監督は就任にあたり「伝統あるクラブの指揮を執るにあたり、大きな責任を感じるとともに、強い覚悟をもってこの挑戦に臨む所存です。2029年には、創部100周年という大きな節目を迎えます。歴史と伝統に敬意を表しつつ、変革をもたらし、新たな価値を創造して、クラブをさらなる高みへと導くべく、全身全霊で取り組んでまいります」とのコメントを発表。来季のクラブ体制や強化方針などについては、後日報告するとしている。
また、花園は前田隆介GMの退団も合わせて発表した。