◆第61回函館記念・G3(6月29日、函館競馬場・芝2000メートル)

 昨年の2着馬グランディア(セン6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ハービンジャー)がリベンジを狙う。近3走は4、7、5着だが、着差はいずれも少差。

福永助手は「ここ2走は流れに乗れていない感じでしたが、馬の特徴はつかんでくれているジョッキー(三浦皇成騎手)が、昨年2着と好走した時のようにうまく力を引き出してくれればですね」と期待をかける。

 栗東・CWコースで1週前追い切りを済ませてから現地に移動。その追い切りは7ハロンから追われて96秒4―11秒2と、シャープな脚さばきを見せた。「帰厩後の乗り込みは順調で、追い切りでも変わりなくいつも通りによく動けていました」と同助手。母ディアデラノビアと姉兄2頭が重賞ホースという良血が、6歳での初タイトルを目指す。

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