橋本大輝　「菊池病」の可能性が高いと診断されていた　５月のＮＨＫ杯では原因不明の病気に打ち勝ち２位
体操男子の全日本合宿で練習中に談笑する岡慎之助（左）と橋本大輝 画像（1枚）

　体操男子の強化合宿が２３日、都内で報道陣に公開された。２１年東京五輪の体操男子個人総合Ｖの橋本大輝（日本生命・セントラルスポーツ）は、「今合宿（１９日～２４日）のキャプテンに任命されました。

もう自分に回ってきたのかと。キャプテンらしいことは、練習前のあいさつくらいですが、練習時間とかもみんながやりやすいようにいろんな意見を聞いてやっていけたらなと思う」と自覚を口にした。

　今年は４月の全日本選手権大会で５連覇を達成したが、５月のＮＨＫ杯は体調不良を押して出場し、２位にとどまった。大会後、病院で検査し、リンパに異常があることが判明した。橋本は「正式な病名は分からないが、可能性として一番高いのは菊池病（亜急性壊死性リンパ節炎）と言われました。リンパが腫れてたのと血液検査でリンパに異常がある数値がでた。（周りに）やせたねっていわれましたが、体重も１キロくらい減った」と振り返った。

　ただ、その後は順調で休むことなくここまで練習を重ねている。「１０日くらい休んだんでいいかなって思っちゃって。もともとユニバーシティー夏季大会（７月、ドイツ）、合宿もあってというところで、少しでもいいパフォーマンスできるように少しでも早めに戻せたらなと思って」と前向きに話した。

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