ラグビーリーグワン1部・神戸(旧神戸製鋼)を退団した元7人制日本代表のWTB山下楽平(33)の、同1部・三重(旧ホンダ)入りが有力であることが24日、分かった。山下は常翔啓光学園、京産大を経て2014年、神戸入り。
今月、11シーズン在籍した神戸を退団する際には「(神戸で)できることと、自分自身がしたいことを考えた結果、この決断に至った」と報道陣に説明していたベテラン。今季1部リーグ11位で入替戦に勝って1部残留を決めた三重から白羽の矢が立った。経験豊富なトライゲッターが、リーグワン1部3シーズン目となる来季の飛躍を見据えるチームに貢献する。
◆山下 楽平(やました・らくへい)1992年1月30日、京都・宇治市生まれ。33歳。大阪・枚方ラグビースクールで小学2年時からラグビーを始め、啓光学園中を経て同高(現常翔啓光学園高)へ。2年時に花園優勝。京産大から神戸製鋼(現神戸)入りし、公式戦116試合出場。ポジションはWTB、FB。