福山雅治、地元・長崎でラッピング路面電車「クスノキ号」を期間限定運行、長崎県美術館では特別展示 (2025年6月25日)

歌手で俳優の福山雅治が、地元の長崎電気軌道とコラボレーションすることが２４日、分かった。 １１年ぶりに新録された楽曲「クスノキ―５００年の風に吹かれて―」（３０日デジタル配信）のリリースを記念し、画家のｊｕｎａｉｄａ（ジュナイダ）さんが同曲からインスパイアを受け、描き下ろした絵画「ＫＵＳＵＮＯＫＩ」をモチーフとしたラッピング路面電車「クスノキ号」が、８月９日から期間限定で長崎市内を運行する（９月８日まで）。 車体にはｊｕｎａｉｄａさんの絵画が全面にデザインされ、楽曲に込めた「すべての生命が等しく生きられる世界」への願い、「生命の尊さ、たくましさ」というメッセージを表現。車両数は１両で、全路線をランダムに運行される予定だ。 福山は地元企業の協力について「本当にありがたいですし、感謝しています。愉（たの）しみとして社会課題に参加できるのが、エンターテインメントとのいいところ。受け取る側に、強制的にメッセージを伝えないように意識しました」と語った。 長崎県美術館では、７月５日から特別展示「クスノキ／福山雅治×ｊｕｎａｉｄａ」（８月３１日まで）が開催される。「クスノキ―５００年の風に吹かれて―」のアニメーション作品が特別上映され、映像のもとになったｊｕｎａｉｄａさんの絵画「ＫＵＳＵＮＯＫＩ」の原画が展示される。 福山は「ｊｕｎａｉｄａさんの絵が素晴らしいです。一人ひとりが絵世界の中を旅をしてほしい。自分と似た人がいたり、似たものがあると思うので５００年の時を感じていただければ」と願った。