フランス・サッカー経営管理総局(DNCG)は24日、今季フランス1部で6位のリヨンを負債問題を理由に2部降格処分を決定した。7度の優勝を誇る名門は昨年11月にDNCGから、財政状況の改善が見られない場合、降格する決定が下されていた。

フランス紙「レキップ」は「リヨンはこの決定に対して依然として控訴することが可能であり、新たな証拠を提示することができる」と報じている。

 リヨンの降格により、思わぬ幸運が舞い込んでくる可能性もある。同紙は「誰かの不幸は誰かの利益となる」とつづり、入れ替えプレーオフで敗れて2部への降格が確定していたSランスが一転残留する可能性を報じた。

 Sランスには日本代表MF伊東純也、昨季2桁得点を記録した同MF中村敬斗、今年1月から加入した同DF関根大輝が在籍。2部降格から1部残留の可能性が生まれたことで、日本代表トリオの去就にも影響を与えそうだ。

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