◆第61回函館記念・G3(6月29日、函館競馬場・芝2000メートル)追い切り=6月25日、函館競馬場
前走のエプソムCは11着だったとはいえ、内容には進境が見られたトップナイフ(牡5歳、栗東・昆貢厩舎、父デクラレーションオブウォー)が、ここで完全復活を目指す。
20日は同厩舎のアイスヴァール(7歳オープン)とダートコースで併せ馬。
これまでは走り出すと膝蓋骨がはまるものの、ゲートを出る際に外れて出遅れることが多かった。昨年11月のアンドロメダS後に膝蓋骨の手術を行うと、復帰戦となった前走はスタートを決めることができた。昆貢調教師は「(前走で)スタートを切ってくれたので、手術が成功してこれからこの馬のレースができると思った。元々はゲートが速いのが武器。ポジションで苦労しない時は惨敗するタイプではない。やっと本来の姿を見せられるようになると思う」。