2022年10月1日に79歳で亡くなった“国民的プロレスラー”アントニオ猪木さんの肖像権などを管理する「猪木元気工場」(IGF)は26日、京王百貨店新宿店7階大催事場で8月14日から21日まで『ANTONIO INOKI EXPO』(通称・INOKI EXPO)を開催することを発表した。

 2023年から『燃える闘魂・アントニオ猪木展』(以下、猪木展)を開催。

昨年は、展示規模増やした『超・燃える闘魂アントニオ猪木展』(以下、超猪木展)や、車両すべてを猪木の画像で埋め尽くした『闘魂列車』も走らせた。

 今年は、昭和時代が100年。さらに猪木さんのデビュー65周年を迎えることから、これまでよりもスケールアップした「INOKI EXPO」を開催する。入場は無料で展示内容は、猪木さんをはじめ猪木さんの仲間、ライバルたちの展示。激闘を物語る貴重な品々、名場面写真パネル等を展示する。

 さらに展示品の発表第1弾として世田谷区野毛の新日本プロレス道場に掲げられている猪木さんのパネル(UNベルトバージョン)を初公開することが決まった。このパネルを巡ってはかつて橋本真也さんが取り外したり、さらに棚橋弘至が外し再び掲げるなど新日本プロレスの歴史の中で様々な波紋を起こしてきた。それだけに今回の初展示は注目となる。

 「INOKI EXPO」が発表となった6月26日は猪木さんが1976年に日本武道館でムハマド・アリと「格闘技世界一決定戦」を行った記念日。現在「世界格闘技の日」に制定されており、ファンにとって49年前の歴史的な一戦に思いをはせる1日になる。

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