血統馬のポルフュロゲネトス(牡2歳、美浦・矢嶋大樹厩舎、父サトノダイヤモンド)が6月26日、7月20日の福島の新馬戦(芝2000メートル)でのデビューに向けて初時計をマークした。美浦・Wコースで5ハロン72秒5―12秒2をマークして、格上の古馬相手に併入に持ち込んだ。

 叔母には19、20年のエリザベス女王杯を連覇するなどG1を4勝したラッキーライラックがおり、祖母ライラックスアンドレースも米G1馬と筋の通った血統を誇る。矢嶋調教師は「今日の時計は遅かったですが、余裕のある手応えでよかったと思います。全体的にいい馬ですし、特に操作性がいいですね。いかにも距離の長いところでよさそうです」と評価している。

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